個別機能訓練加算算定Ⅰ・Ⅱ算定条件

通所介護・デイサービスにおける個別機能訓練加算Ⅰ・Ⅱについて

通所介護の個別機能訓練加算について、2017年(平成29年)現在の算定条件、機能訓練指導員の職種、人員配置、市町村への届出、算定単位数、機能訓練計画書、居宅への訪問、訓練の実施についてまとめてあります。

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個別機能訓練加算Ⅰ・Ⅱを算定する上で共通のこと

届出

加算届出に関する取扱通知は、国からの確定通知が発出され次第、お知らせがあります。

届出が必要か心配な場合は各自治体に問い合わせしてみた方が安心かと思います。

計画

3か月に1回、機能訓練指導員、看護職員、介護職員、生活相談員、その他の職種の者が共同して作成する

ダウンロードして使える厚労省提示の計画書は「個別機能訓練加算Ⅰ・Ⅱの計画書 厚労省例のひな形サンプルテンプレート書式」にあります。

評価

計画を作成するにおいて評価が必要であり、計画と同様に評価も3か月に1回実施する必要がある

実施

機能訓練指導員が関わる必要があるが、デイケアや老人保健施設のような実施時間は定められていない。

機能訓練加算は在宅生活における自立支援を目的とした通所介護の一環であり、介護職員と一緒に「生活機能」に着目した訓練を行うもの。

機能訓練指導員等が利用者の居宅を訪問した上で、個別機能訓練計画を作成し、その3月ごとに1回以上、利用者の居宅を訪問した上で、利用者又はその家族に対して、機能訓練の内容と個別機能訓練計画の進歩状況等を説明し、訓練内容の見直し等を行っていること。

記録

実施時間、訓練内容、担当者などを利用者ごとに保管し、常に職員が閲覧できる状態に。

 

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個別機能訓練加算Ⅰ 46単位/日

人員配置

サービス提供時間内勤務の「常勤」の機能訓練指導員が1名必要。

訓練内容

複数の種類の機能訓練項目を準備し、項目の選択にあたっては機能訓練指導員が利用者の選択を援助し、選択した項目ごとにグループに分かれてサービスを提供。

 

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個別機能訓練加算Ⅱ 56単位/日

人員配置

提供時のみの機能訓練指導員でよい(配置時間について周知)

(非常勤で可能、雇用契約等をクリアすれば同法人内で出向や派遣での対応も可能という見解もあるが、各自治体判断になりそう)

計画

通所介護計画の中に記載すれば、個別機能訓練計画書の代わりにできる

訓練内容

ADL及びIADLの状態を把握し、日常生活における生活機能の維持・向上

身体機能そのものの回復を主たる目的とする訓練ではなく、残存する身体機能を活用して生活機能の維持・向上を図り、利用者が居宅において可能な限り自立して暮らし続けることを目的とする訓練

類似の目標をもつ5人程度以下の小集団で実施。(個別対応も含む)

参考 デイサービス機能訓練指導員の実践的教科書―2015年介護報酬改定対応!; 藤田健次, 2014.01.24

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個別機能訓練で自立支援型の通所介護方針にする際に意識したいこと

本人 – ケアマネ – 通所介護職員 – 家族 の連携

現場での観察のみならず、常にケアマネへの報告と連絡を密にしていき、ケアマネの意識も高められたら理想的だと思います。

また、個別機能訓練は慰安目的ではなく、自立支援や在宅生活を継続するために必要なことをするということをケアマネが理解した上て利用していただくように仕向けていきたいところです。

連絡帳のみの家族とのつながりにならないように、機能訓練指導員も送迎や居宅訪問を行い、自立支援・介護負担軽減のための相談や現状把握を行う。

ちなみに今回の改定では、デイサービスの送迎時にちょっとした介護を行った場合にも、通所介護の利用時間に含めて良いことになっているみたいです。

通所介護の拠点は、利用者の「家」であるという意識改革

通所介護はスポーツクラブや寄り合いのような、アトラクション要素・交流要素ばかりが熱心に取り組まれている現状があります。

要介護者の家族は社会保障にどのようなサービスがあるか、保険適応でどのようなことができるのか、それらには知識が乏しいです。

ケアマネージャーがプランを作成していく過程で、家族の希望は取り入れるべきですが、介護支援の専門員として、在宅生活の継続に向けて本当に必要なことは何かをアセスメントして採用するという原点回帰が今なのかもしれません。

チームでしっかりと根拠あるニーズを把握して、計画を職員全員で話し合い、提供するサービス内容を共有できるようにしていきたいですよね。

機能訓練は従来、個別で指導員や療法士が行うというイメージがあると思いますが、その認識を排除して、職員みんなで共通目標で!

とは言っても、今まで提供していたサービスをガラッと変えるのも勇気がいります。

しかし、介護保険は保険、国や自治体の方針に従うからこそ報酬が得られる事業なので、この点でも原点回帰して1から考えてみる機会なのかもしれませんね。

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個別機能訓練加算(通所介護、デイサービス)の厚労省の Q&A まとめ
機能訓練指導員、高齢者などの運動・リハビリのための運動強度・心拍数・中止のめやす
バイタル測定方法と血圧変化の留意点、高齢者の血圧の測り方
平成27年版 個別機能訓練加算Ⅰ・Ⅱの計画書 厚労省例のひな形サンプルテンプレート書式
バイタルサインの正常値と異常の意味 サチュレーションSpO2、脈拍、血圧、意識、呼吸、体温

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