便利屋ビジネスが介護保険サービスより先進  全事業と便利屋
 

老若男女、生活に必要なお金・時間・ゆとりを考えて暮らすために

先日、テレビを見ていると、便利屋さんに密着という内容の番組を放送していた。
便利屋さんは、少し前まではゴミ屋敷の掃除や蜂の巣の駆除など、人が嫌がる仕事をしていたイメージを私は持っていた。
しかし、時代は流れ、便利屋さんへの依頼も明らかに変化していると感じされられる番組だったので、今回便利屋さんについて考察してみたいと思う。
便利屋さんは、無駄な時間や嫌な仕事を肩代わりしてくれるだけでなく、地域のスーパーマン!? 地域のまごの手!?

高齢者は介護保険サービスだけでは生活は成り立たない

高齢者は、介護保険があれば生活の足りないところはすべて補えるだろうと勘違いしている人がいる。
保険は、あくまでも生活必需品・最低限度の生活のための支援であるという位置づけであることは大前提なのだ。
それ以上の、例えばお出かけだとか、旅行だとか、ペットの世話、庭の手入れ、大掃除・・・。
このようなことは当然家族や頼れる人にお願いしたり、そのような事業を行っている人にお金を払ってお願いするようになる。
特に高齢者で、子どもが巣立ち、伴侶に先立たれ、親戚にも頼れず・・・という場合は、家族に頼むようにいろいろ相談したり頼めたりする人が必要なのだ。
おそらく将来的には介護保険サービスと便利屋のようなサービスがまじりあって提供されるような仕組みになるだろうと思います。

便利屋さんのお客さんは若い人も

便利屋さんにもいろいろな業者があり、その中にも悪質なところもあるかと思う。
しかし、便利屋という仕事は、お客さんが望むことをできる限り行うという、究極のサービス業なのだ。
テレビの中で、就職のために地方から上京したけれど、寂しくなって父親の代わりになって話を聞いてほしいという依頼を紹介していた。
お金とは「信用」で、価格が高い安いという感覚は、当事者にしかわからないということを感じさせるシーンだった。

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お金をもらうということで発生する「責任感・使命感」、お金を払うということで発生する「安心感」

お金をもらってお客さんの希望を叶える便利屋さんが成り立つためには、使命感と安心感という相互関係があるように思う。
便利屋という看板を掲げて、いろいろやっている実績があるとはいえ見ず知らずの他人に困っていることをお願いするのだから、それなりに勇気がいる。
お金を払うということは、相手へ信用を贈与するという意味だ。資本主義社会では、その信用を貯めれば、家や食べ物も買えるし、投資もできるし、それを元手に借金もできる。
お金はほとんどの商品やサービスを購入できるチケットなのだ。

お金では得られるものは「商品」か「サービス」、「含み」や「ゆとり」があれば付き合い。

上記で有るように、お金を使って得られるものは、商品 か サービス だ。つまり、目に見えてしまうものなのだ。
しかし、便利屋さんのように、お金でのサービスの他に「含み」や「ゆとり」を持たせている場合は、ただの商品・サービスでなく、交際や付き合いなのだ。
現代社会は、円滑にトラブルなく仕事やサービスの提供を進めるために、マニュアル化して例外なく進める形態を取っている。
しかし、これでは非常に窮屈で本来は人間らしくないのだ。
これからは間違いなく、仕事をするだけのスタイルからどれだけ「含み」や「ゆとり」を持たせてお客さんを満足させられるかという部分に焦点が当てられていく。
今は定価をつけてサービスを提供している業態でも、少しずつ「時価」や「応相談」などという含みが出てくるだろう。

すべての業種に便利屋さんのシステムを それが日本を元気にする!

これから便利屋さんという市場は拡大することが予測される。
便利屋さんは何でも行ってしまうので、市場としても計り知れないが、頼めずにいる需要も計り知れない。
電気屋さんで洗濯機を購入して配送屋さんが配送してくれたときに、違う家電もちょっと動かしてほしい、ちょっと修理してほしいなど、潜在的には要望があることがある。
これらを現在は配送屋さんは配送専門なので頼めないが、それぞれ様々な経験や能力を持って社会生活を営んでいるのだから、専門の仕事以外にもできることはたくさんある。
配送屋さんのマニュアルには、おそらく与えられた配送以外は頼まれてもやらないようにということが書かれているはずだ。
しかし、それでは何となく働いている人は窮屈なのだ。
人からお願いされると断れない人と、面倒でイラつく人と2通りいると思うが、みんながお互い様だから頼り会える関係が構築できたら非常に済みやすい世の中になるかと思う。
世の中すべての社会人がみんな便利屋さん風になったら面白いと思う。
私も高齢者に対しても、一緒に働く仲間に対しても、便利屋さんで有りたいと思う(笑)

便利屋ファミリー東埼玉店のテレビ
便利屋ファミリー東埼玉店の長澤社長がウォシュレット用の電源の設置やブレーカーボックス設置の依頼を受け、最後の作業。家中の電源が落ちてしまい大きなトラブルかとおもいきや、ブレーカーに手が触れていただけだった。そんなこんなで無事作業が終了したが、作業時間内なだ追加の依頼も引き受け、依頼者からの信頼も得ていた。
便利屋ファミリー東埼玉店の長澤社長が続いて向かったのは、犬の散歩の依頼。依頼人いわく「ペットホテルに泊めるのはかわいそう」だからだという。
便利屋ファミリーの長澤社長は以前金型を作る職人だったが、将来的な需要を考え11年前に便利屋として独立した。家族がすごく理解してくれたといい、家に帰ると家族と団らん、夜12時に就寝した。
便利屋ファミリーの長澤社長、就寝中に「身動きがとれない」という依頼の電話がかかりすぐに向かう。依頼人のお宅に入ると、依頼人が掃除をしようとしたところ金具が外れて落ちそうなエアコンを抑えたまま動けない状態だった。深夜のため慎重に作業し、エアコンと取り付けて作業完了。
便利屋ファミリーに新たな依頼があり、若手社員が向かった。「鍵をなくしたため2階から入って1階の鍵をあけてほしい」という依頼で、社員は脚立を使ってベランダに上がり鍵をあけた。
便利屋ファミリーの長澤社長、テレビが映らないという依頼を受けた。「B-CASカードを持ってきて」という依頼だったが、ブラウン管テレビのお宅だったため事情を説明し、事務所から持ってきたデジタルテレビを無料で貸し出して対応した。
便利屋ファミリーが新たな依頼を受け現場に向かったが、着いたのは小学校…。

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