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福祉(ふくし)とは、「しあわせ」や「ゆたかさ」を意味する言葉。

幸せって言葉はあいまいで非常に難しいけれど、「ゆたか」ってことばは「たくさんある」っていう意味合いで使われることが多い。

社会福祉っていうと、自然と未成年や高齢者・障害者への支援や介助などに焦点が当てられてしまうが、なにか違和感を感じる。

 

福祉の意味って何だろう。

もう一度考えると、一つ見えてきた。

 

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福祉の「福」は、この世の中に存在する商品やサービス、職業、娯楽などじゃないか

これは、人類が進歩してきたなかで発明されたり発見されたりして、その時代に適する形でどの時代も提供されてきている。

たとえば、電車・車・飲食店・学校などのサービスや職業、ゴルフやギターなどの娯楽なんでもあてはまると思う。

 

福祉の「祉」は、神の恵みっていう意味がある

ここで、神が出てきてしまう。何か格差を感じる。

もともと、福祉って言葉は戦前には存在しなかったのに、敗戦後に作られた憲法によって仕方なくあてはめられたのがこの漢字だった。

本当に主観的にだが、社会的に力のある人が神に近い人で、障害や高齢者が弱い人という表現に見えてしまう。

憲法に書かれているだけあって、それは多少ながら社会に格差を与える要因になっている気がする。

福祉っていう言葉の本当の意味を考えても答えなんて出ないのだが、何となくヒントが見えてきた。

福=”人類が進歩してきたなかで発明されたり発見されたりしたもの”であるならば、それが豊かなことが福祉であると思う。
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福祉を考える例

たとえば身体的障害が存在しているときに買い物をすることを考える

行動範囲が狭くなる→お店を選択するときの選択肢が減る

学校を選ぶとしよう。

階段昇降ができない→学校の建物によって選択せざる得ない(バリアフリー化はされてきているが)

結局は福祉って、「福」を選択するときの選択肢の多さであると思う。

だから、これでいくと、衣料品のメーカーが低価格で高品質の衣類を販売したりすることも福祉であり、これが社会貢献ということになってくる。

安心安全な食品を消費者が求めやすい価格で提供することも福祉となる。

なかば社会主義的であるが、根本的には資本主義の考え方で結果として社会にも+、企業にも+という関係であると思う。

たぶん、政府や医療や介護の分野だけで福祉を考えても、その場の問題解決にしかならないと思う。

もうじき、政府よりも企業が力を持つんじゃないかとも思う。

企業が国家予算より多くのお金を動かしているわけであるし。

そうしたら、政府がするような福祉分野の役割を、企業や政府外の組織が担うことに近くなると思う。

 

衣料や食品を例にしたけど、今いろいろな業界で価格戦争が起きている。

これがいろいろな企業人を苦しめているけれど、価格「戦争」はもうじき終わると思う。

低価格の火付け役に便乗して低価格傾向になってしまったが、目先のことしか考えずその企業の存在意義や差別化要因のことをわすれてしまっていたから。

火付け役が「低価格」を持ち出した背景には、「お客さんが何を求めているか」という創造があり、その結果うまれたのが低価格だった。必ずしもすべてのブランドやメーカーに対して低価格を求めているとは限らないし、自分の組織の存在価値・意義を常に問いかけていれば、きっと自分の組織が社会に貢献するための方法が見えてくるはずだ。

このままでは、企業が首を絞め合う結果になってしまう。

 

だからこれからは、もっと社会に目をやり、何が社会から求められているのかという部分に注目されると思う。

現存の商品やサービスでうまくいかなくなっているのだから、まったく新しい需要が潜んでいるはずである。

もし、自分の組織だけでそれが生み出せないのならば、自分たちの領域や、他の領域と協力・協働して、社会から必要とされている商品やサービスを創造していく方向に向かうと思う。

いろいろ考えてみると、過去の人類の変化や文化においても、このように幸せや繁栄を求めて創造を繰り返してきている。

生きる上での優良な人生の「選択肢」を増やしていくことが福祉かも

その多くの選択肢から本人が選択したものが、個性を産み、その人らしさの表現にもなるから

現代の日本における福祉の創造では、個々の分野が独立して何かをしていても「本当の福祉」にはならないと思う。

特に医療福祉介護分野。

個々の分野が独立していてはだめな理由は、文化的に日本人には、すべてのことやものにつながりがあり、その調和の中で暮らすという美学が存在するからであるとおもう。

あらゆる問題も、そのことだけ取り出してどうこうしてもみんなつながっているのでうまくいかないんじゃないかなぁ。

これからはコラボレーションで、すべての人にたくさんの選択肢を・・・かな。

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