体の部位の名前 介護で役立つ「骨」の専門用語を人体図で紹介
 

体の異常や痛みなどを誰かに伝えなくてはならない場面や、逆に医療職などから専門用語で情報共有されることなどがあります。

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体の部位の専門用語がわかると理解が深まります

骨の名前や位置が分かると、神経や血管、介護記録などで異常や痛みなどを共有する時に役立ちます。
また、介護分野では近年、介護職員に負担が少ない介助方法のためにボディメカニクスを理解したり、記録の電子化などで専門用語でないと伝わりにくいこと、転倒してしまった時の事故報告書の記載で客観性の高い文章を書かないとならないことなど、体の骨格のことなどの専門知識を求められる場面も増えています。]

ここでは、介護の現場で良く使われる大きい骨を、骨格の人体図のイラストを用いて紹介します。

重要な骨の名前と人体での位置の図

人体模型 骨標本で骨の名前と場所

上肢の骨(鎖骨、肩甲骨、上腕骨、橈骨、尺骨)

上肢の骨は、鎖骨(さこつ)肩甲骨(けんこうこつ)上腕骨(じょうわんこつ)を覚えておくと良いと思います。
肩甲骨は肋骨の後ろ側にある三角型をしている骨です。
前腕にある骨は、親指側が橈骨(とうこつ)で、小指側が尺骨(しゃっこつ)です。

上肢の骨・医療用語

 

骨盤の骨(腸骨、仙骨、尾骨、坐骨、恥骨)

骨盤のことを寛骨(かんこつ)とも言います
腸骨の扇型の縁の部分を腸骨稜(ちょうこつりょう)と言います。
この部分は仰向けに寝ていると床に骨が当たり圧がかかりやすいです。
仙骨尾骨と合わせて褥瘡になりやすい部分と言われてます。

下肢の骨(大腿骨、脛骨、腓骨)

下肢の骨は3つ覚えておきましょう。
大腿骨(だいたいこつ)は、骨折や褥瘡(じょくそう)の多い部位ということで多々現場で出てきます。大転子は臀筋など下肢を支える筋肉が付いているのでモコッと大きなこぶになっています。
脛骨(けいこつ)の脛は「すね」と読み、内果(内くるぶし)があります。
腓骨(ひこつ)の腓は「こむら」と読み、外果(外くるぶし)があります。

下肢の骨

骨の位置を覚えておくと、神経や血管のイメージがしやすくなる

例えば、坐骨神経痛と聞くと、坐骨のところの穴から出て太ももの後ろを通っている「坐骨神経」が損傷していて痺れが出たりしています。
脈をとる時に、橈骨動脈や尺骨動脈で測定したりします。上腕動脈では血圧測定をしたりします。
体全体のイメージするときに、骨の位置がベースになり、骨の名前さえわかれば、体のどこの部位のことなのかがわかるのでとても便利です。

介護医療で使う体位の名前・呼び方はこちら

臥位(寝る姿勢)の体位の名称や特徴について

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座位(座る姿勢)の名称や特徴について

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介護職員が骨の名前や体の部位の名前を使うケース

高齢者は転倒しやすく、骨折しやすい特徴があります。骨粗鬆症の方では特に注意深く骨への影響が少ない動きや、転倒を防ぐための住環境整備などが必要になります。骨粗鬆症 骨密度が低下する原因を知り予防と治療をでは、骨粗しょう症の病態や対応を紹介しています。褥瘡リスクアセスメントスケール評価表・予防と対策では、褥瘡の好発部位として骨の突出部位などが挙がり、骨の名前で部位を情報共有することが多いです。やや医療寄りです、実際には主治医の診断がすべてですが、予備知識として骨折した場所によって治癒の期間がことなるということを、骨折の治癒過程と骨折部位による骨癒合期間の目安で紹介しています。

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