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ICFを意識して利用者の生活機能向上のためのケアプラン作成。活動、参加、機能障害、心身機能などの意味。医師、看護師、薬剤師、栄養士、理学・作業療法士・言語聴覚士、心理士、福祉用具、デイサービス、ソーシャルワーカー・民間有料サービスなども含めて。

生活機能に障害が生じると、要介護状態あるいは要支援状態となります。

従来、生活機能障害の分類には、WHOが1980年に発表した「機能障害、能力障害、社会的不利の国際分類(ICIDH)」が用いられてきました。

WHOは2001年5月の第54回総会において、「国際生活機能分類;ICF(International Classification of Functioning, Disability and Health)」を採択しました。

ICFは、人の生活機能と障害について、「心身機能・身体構造」、「活動」、「参加」の3つの次元、および、関連する「健康状態」、「環境要因」、「個体要因」の各構成要素が双方向的な関連をもつ相互作用モデルを提唱しています。

生活機能向上のためのケアプラン

ケアマネージャーは様々な介護サービス、民間サービス、福祉制度などの選択肢から、利用者の生活機能と生活ニーズを把握してケアプランを立てる仕事をしています。(介護保険外サービスなどの利用をケアプランに実際に記載するかはケースバイケースです)

その中で、あらゆる介護サービス、専門職の中から、どの部分にどの職が関わるとより良い支援になるか考える必要があります。

その理解のために役立つよう、ICFと職種のかかわり合いを図にしました。

ICFと各専門職・事業所の関係

ICFの考え方では、生活機能という用語を用いて、「人が生きるための機能」に階層を持たせています。

利用者の全体像を理解して、相互の因子がどのように関連しているかを重んじています。

活動の階層にはできる活動(能力)と、している活動(実行状況)があり、支援者はどちらも把握しておくことが望ましいです。

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医師、医療職、看護師、薬剤師、栄養士など

健康状態(障害や疾病)を主として関わります。

理学療法士・作業療法士・言語聴覚士、心理士、義肢装具士など

心身機能(身体の柔軟性、筋力、運動機能、姿勢…)、身体構造、精神機能(注意、記憶、精神運動、思考、言語…)、活動、ADL、IADL、家事、職業能力などの調整を主に関わります。

デイサービス・職場・学校、ソーシャルワーカー・サークル

活動と参加(個人の参加意思・意欲、コミュニケーション、家庭、社会生活・職業生活)などを主に関わります。

環境因子

人的要因(家族や介護者、介護施設)、交通、施設、店舗などの利用しやすさ、利用できるサービス、住環境、経済状況などをが環境因子に該当します。

福祉用具専門相談員、福祉住環境コーディネーター、社会福祉士(相談員、ソーシャルワーカー)なども力を発揮します。

個人因子

個人の生活史における特別な背景、心身機能以外のその人の特徴(性別、年齢、生育歴、教育歴、職歴、経験、性格、使用言語、習慣、趣味、特技など)が該当します。

ケアにあたる担当者チームで、大前提として共有しておきます。

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「生活機能」に関する用語・キーワード

ICFという概念で頻出するキーワード「生活機能」の他、ICFの概念・考え方を知るうえで必須な用語を解説します。

活動(activity)

課題や行為の個人による遂行のことである。それは個人的な観点からとらえた生活機能を表す。

参加(participation)

生活・人生場面(life situation)への関わり。それは社会的な観点からとらえた生活機能を表す。

生活機能 (functioning)

心身機能、身体構造、活動及び参加の全てを含む包括用語

障害(disability)

機能障害、活動制限、参加制約の全てを含む包括用語

心身機能(body functions)

身体系の生理的機能(心理的機能を含む)

身体構造(body structures)

器官・肢体とその構成部分など、身体の解剖学的部分

機能障害(impairments)

著しい変異や喪失などといった、心身機能または身体構造上の問題

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