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介護職員のPDCAサイクル『介護過程(介護プロセス)』は、情報収集・課題の明確化から要介護者の良さを引き出すマネジメント手法!

介護職の仕事は、要介護者の自立や安全な生活支えていますが、実際には要介護者の「管理(マネジメント)」をしているという面も強く持ちます。

マネジメントと聞くと、企業の幹部やスポーツチームにしか関係ないと思われるかもしれませんね。

しかし、マネジメントとはもっと身近なもので、人・資源・リスクを把握した上で、目指す方向へ効率よく進める手助けすることなのです。

介護過程の本質を理解するためには、マネジメントを知ることを私はお勧めします。私自信、ドラッカーのマネジメントには共感する部分が多く、社会生活上大変参考にしています。

介護・看護・リハビリ職員、ケアマネにも役立つ「マネジメント視点」

マネジメントの生みの親「ドラッカー」のマネジメント

マネジメントやマネージャーという言葉は世の中に広く使われていますが、その本質を説いたのはピータードラッカーさんです。

介護過程にも活かせるドラッカーのマネジメント

組織の在り方、チームの成果の設定方法、社会の中でどのように組織を活かすかという点を非常に詳しく、かつ具体的に説いています。
芸能人や歌手などにマネージャーがついていますが、介護職員も利用者にとってのマネージャー的側面があり、介護職員同士や多職種の中では組織の一員です。
今、自分の足りないところや、チームの居心地、チームの成果について悩んでいるとしたら必ずヒントがある一冊です。

マネジメントを分かりやすく解説して日本に広げた「もしドラ」

ピータードラッカーさんのマネジメントを野球部のマネージャーが読んだら…という本です。

介護過程にも活かせるもしドラ
「もしドラ」は一大ブームになったため、聞いたことがある方もいると思います。
ドラッカーのマネジメントは、マネジメントの説明書という感じで人によっては拒否反応が出るかもしれないですが、こちらの本はドラッカーのマネジメントの中の大事なところを女子マネージャーが自分なりに解釈して野球部のチームのマネジメントに取り入れていくという構成なので小説のように読めます。

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介護過程のポイント

介護のPDCAサイクル 介護過程(介護プロセス)

介護過程では、利用者の新たな問題点や課題の解決に向けて、以下のような過程を繰り返して実施します。

PDCAサイクルとは呼び方こそ違いますが、やっている内容は同じです。

実際の業務としてはこの過程の中に、サービス担当者会議やケアカンファレンスなど、受け持つ職員たちで自分の考えや観察を持ち寄って検討することも行われます。

情報収集

利用者の状態や状況を客観的に捉えるために、医療面・生活面・社会面・心理面などの必要な情報を収集します。

利用者や家族、キーパーソンとコミュニケーションをとったり、利用者の行動・動作の特徴・性格を観察して、全体像を組み立てていきます。

アセスメント(事前評価)

収集した利用者の情報を基にして、利用者が抱える問題点や課題を客観的、かつ総合的に分析します。

課題の抽出・明確化

利用者の問題点や課題を抽出し、明確にします。

介護計画の立案

ケア目標(短期目標や長期目標)を設定した上で、問題点や課題の解決に向けた介護計画を作成します。

実践・実施

利用者に対し、介護計画を基に介護や支援を実施してみます。

介護計画の評価

実施した介護や支援が妥当だったか、目標の達成度や利用者への効果などについて検討していきます。

利用者の新たな問題点や課題を発見した場合は、介護計画を見直していきます。

全体像を捉え、相手をより良い状態にするための介護過程とICF

さて、2018年の介護報酬改定を控えた2017年の介護業界全体の動きとして、介護過程の重視と、ICF(International Classification of Functioning, Disability and Health、国際生活機能分類)における課題の整理ということに重点が置かれています。

ケアプランや介護計画書で目標やニーズを出していましたが、その根拠や介護に関わる以外のその人の生活全体に視野を広げて支援を考えるようにすることを目指しています。

また、介護にもエビデンス(根拠)が求められるようになり、「どうしてその考えに至ったのか」「どうしてその支援を行うのか」「その介護はなぜ必要なのか」ということを明確にすることが今よりも必要になります。

利用者の身体や動きだけでなく、生活や社会的な面まで全体に目を向けて、課題と小目標を繰り返し立てながらよりよい関わりができるようにという方針です。

ICFについてはまた別の記事で紹介しますが、介護過程とマネジメント、是非あなたも取り入れてみてくださいね!

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