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「心技体」で考えるとデイサービス等での機能訓練・リハビリは効果的になる!体と心を鍛え、技もしっかり!

たまたま効果が出る→根拠と目標をもって効果を出す

介護施設での機能訓練やリハビリを行う中で、「効果」というものを真剣に考えてサービス提供している人は少ないように感じます。

介護の場合、医療機関での治療的な意味合いと違い、長く付き合うということが前提となったサービスが中心になっています。

本当は介護の必要性が減少して、自立度が高まっていったり、生活の安全が確保できて介護に依存する状態から抜けることが理想ではあります。

ただし、それは介護保険事業として考えるときは収益面でかえって損になったりするためなかなか進みません。

しかし、せっかく高齢者の方と運動や機能訓練をするならば、生活に希望やメリハリがつくように、目標を決めてちゃんと効果が実感できるようにこだわりたいところです。

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デイサービス・老人ホームなどではフィットネスが目的になりがち

高齢者の機能訓練という点で本筋から考えていくと、マシントレーニングや筋トレは生活機能向上のための手段のひとつです

フィットネスすることが目的ではなく、その目的や目標は筋力向上・体力向上の先にある生活の安全や自立度向上、さらには社会参加や役割の遂行などに向けることが理想です。

しかし、そこまでの目標を立てるにはかなり踏み入った面談をして、詳細で専門的なアセスメントをしなければなりません。

筋力が上がった、運動を10分実施したという当たり前の事実は実績として伝えやすいですが、個人個人の価値観・健康状態・ライフスタイルに合わせた内容というのは記録や伝達が難しいものです。

若い人がフィットネスで汗を流すことと、要介護者がフィットネスマシンで運動することは同じ意味として捉えると安易すぎることがあります。

それでも筋力を鍛えるなら、筋力低下の原因をアセスメントしてから

筋力低下をもたらした疾患はあるか?

例えば、脊髄損傷や脳梗塞・脳出血で筋力低下した場合、筋肉そのものの萎縮による原因とは違った原疾患があります。

麻痺を生じる疾患などがなく、単に廃用症候群で筋力が低下した場合は回復の見込みとしては高いと考えられます。

運動習慣・活動性はある?

一般的に、筋力低下というと「力がない」ことだと思う人が大半かと思います。

しかし、運動習慣がない場合や活動量が低下している場合、筋力としては残存しているにもかかわらず、筋肉へ指令が届かないという状態で力が出ないことがあります。

体の柔軟性は?

筋力はあっても、関節の硬さにより力が発揮できないこともあります。関節が動かせる範囲のことを専門用語で関節可動域(ROM;Range Of Motion)と言います。

例えば、代表的な部位では「膝関節」が硬くなって伸ばすことができないために、太ももの筋肉が十分にあっても一定範囲しか力が出せないということがあります。

筋肉のボリュームは?

筋肉の構造は、真ん中辺が太くなっており「筋腹(きんぷく)」といいます。

骨とくっついている近くは「腱(けん)」といいます。ムキムキマッチョな人は、筋腹が発達してボリュームアップしています。イメージ通り、ボリュームがある方が筋肉の収縮力が大きく、筋力も大きく発揮できます。

一気に最大筋力が出せる?

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例えば、ものを持ち上げるように肘をグイっと曲げてもらうとき、一気に最大の力が出せる人もいれば、プルプルしてなかなか力が出ない人もいます。

同様に、座って思いっきり膝を伸ばしてもらうと、下肢の筋肉の強さと、筋肉への指令の伝わり具合などがわかります。

このように手で抵抗を感じながら筋力を把握する検査方法を徒手筋力検査(MMT;Manual Muscle Testing)と言います。

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筋力トレーニングの効果には2種類ある

この2種類について詳しく知りたいときは以下の記事も参考に!

[clink url=”//otakiyama.com/blog/kinnikukinryoku/”]

即時的効果:筋力トレーニング後にすぐ変化が出る神経・運動単位の動員効果

筋力トレーニングの効果は何か月も継続しないと出ないわけではありません。働いていない神経を働かせれば、力はその場で出るようになります。

筋力増強運動の即時的効果をうまく利用すると、相手のモチベーションややる気を一気に向上できます!

継続的効果:筋線維が肥大化し、筋肉のボリュームアップによる筋力アップ効果

筋力トレーニングを続けていくと、筋肉はボリュームアップしてきます。これには2,3か月かかると言われます。

ADL・生活機能につなげるために「心技体」

人間誰しも弱ってくれば自信がなくなってきますし、逆に強くなると自信が出てきます。

筋力というのは一番わかりやすいもので、強くなればまだまだ自分も老いてないと思えますし、弱れば老いを感じます。

筋力向上ばかりに意識がいかないように、支援者としては広い視野で実際の生活に活かせる「心技体」で考えましょう!

前向きで真摯な心の状態を作り、実際の生活での体の使い方・健康状態に合わせたテクニックを習得し、合わせて体を鍛えるという感じです

先人の知恵は、どんな人にもしっくりきますよ!

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