訪問介護・看護・リハビリテーション中の事故・急変の対応「骨折疑い」

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訪問介護・看護・リハビリテーション中の事故・急変の対応・リスク管理は事前準備も大切。救急医療情報キットやお薬手帳を分かる場所に保管し、救急車を呼ぶ準備を。骨折の症状って?複雑骨折(解放骨折)は1秒でも早く救急車を。その他の骨折疑いも迅速対応を。

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介護看護・リハビリテーション、針灸マッサージなどの訪問サービスを行っている際に、利用者の高齢者・障害者の事故や急変に出くわすことがあります。

施設や病院ならば他のスタッフの助けを借りたり、何人かの眼で見て判断できますが、訪問時には1人です。

後から問題にならないためにも、リスク管理についていくつかに分けてご紹介します。

急変・事故・災害に備えて、救急医療情報キット、安心シートを用意しましょう!

訪問サービス提供時の場合には、訪問中のスタッフが最もその状態が分かる人間になります。

ケアマネージャーなどに提案して、安心シート(救急医療情報シート)などに、個人情報、既往歴・主治医などを整理してみんなが分かる場所に保管しておきましょう。

安心シート(救急医療情報)があると、既往歴や手術歴、緊急連絡先などがすぐにわかり、いざというときに必ず役に立ちます。

<救急医療情報キット>119番通報で、役立ちました!

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到着した救急隊員の方にも、キットの<お薬情報シート>と、<からだの不自由な部分をイラストで伝えるシート>を見せることで、迅速に本人の服薬情報や身体の状態を把握してもらえます。

そして、救急隊員から、必ず質問される、<血の流れを良くするお薬は飲んでいませんか?>との質問にも、即、返答ができます。また、搬送先の病院でも、<救急医療情報キット>の<情報シート>をコピーさせてほしいと、言われて、コピーを担当医に、読んでもらい、 迅速に診察や検査が始められました。

引用:京都でも、救急医療情報キットを作りましょう!

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救急車を呼ぶべきケース

緊急な場合とは

  • 意識障害(意識がない、もうろうとしている等)
  • 事故(交通事故・高所からの転落等)
  • 激痛(頭、胸、背中、腹等)
  • 顔、手、足のしびれ、まひ、けいれん等
  • 広範囲なやけど
  • 大量の出血を伴うけが等
  • 飲み込み(喉に詰まらせ呼吸が苦しい、毒物等の飲み込み等)

引用:救急車の利用のしかた – 上越メディカルナビ

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 「骨折」を発見した時の対応

一般的に骨折は、骨折している部分が出血や組織が傷つけられることによって腫れることが多いと言われます。

骨には骨膜という皮があり、この部分に痛覚の神経が集中しているため、骨折部が動くと痛みが生じます。

 救急車を呼ぶ場合の手順と救急車到着までの準備

救急車が到着するまでに実施してほしいこと

① 119番通報時に、応急手当の指示があった場合は、指示に従い実施する。

② 人手があれば、救急車の案内に出る。

③ 普段飲んでいる薬やお薬手帳・診察券・母子手帳・保険証を用意できればする。

救急車が到着したら救急隊員に伝えてほしいこと

① 事故や具合が悪くなった状況。(いつ頃から、どのようになったか)

② 救急隊が到着するまでに変化した状態と、実施した応急手当の内容。

③ 持病飲んでいる薬かかりつけ病院医師の指示等。

引用:救急車の利用のしかた – 上越メディカルナビ

「腫脹」「疼痛」「変形」は骨折が有るものとして対応

骨折に対する応急手当とは、二次的な損傷の防止と苦痛を和らげるために、固定を行い、安静を保ちます。

大腿骨頸部骨折内側骨折や片麻痺の麻痺側などは、症状が出ないことも

腫脹や変形という症状は、骨折の場所により外からでは分からないこともしばしばあります。

また、高齢者や片麻痺の麻痺側などの骨折では、痛みもほとんどない場合もあります。痛みというのは主観なので客観的判断が難しいものです。

しかし、訪問サービスの場合は決められた時間のサービスを提供してスタッフが帰った後は利用者が一人になる場合もあります。

ケアマネージャーや家族などに相談し、一度受診をするか、場合によっては救急車を呼んでしまったほうが後々後悔しないで済むかもしれません。

解放骨折(複雑骨折)は緊急を要する骨折、すぐに救急車を

複雑骨折と聞くと、骨がぐちゃぐちゃになっている骨折をイメージする方も多いと思いますが、「複雑骨折」とは皮膚損傷が認められたもののことを言います。

解放創(骨が飛び出た傷)は、直接身体の深い位置にばい菌が入ってしまうので、感染が成立すると命に関わる事態になります。

感染症が成立するには 1.bacteria(細菌の存在) 2.wound(局所状態) 3.host (全身状態)の3つの要素が必要です。

感染症を回避するための治療原則とは、①.初期治療時の洗浄とデブリドマン ②.骨折 などの損傷部の安定化 ③.早期の軟部組織修復です。

初期治療時の洗浄とデブリドマン(創面清掃)を安全に実施できる時間は決まっており、「ゴールデンタイム」といわれる受傷後6時間から8時間以内の処置のためにすぐに救急車を呼びます。

医師のような判断は要りません、恥ずかしがらずに救急車も有り

医療・介護の専門家だという意識があると、経験上これくらいなら大丈夫と思ってしまうことが有ると思います。

高齢者などでは、そもそも体力や感覚などが低下しているので、あまり変化がなくても体の中では大変なことになっていることもあります。

バイタルチェックで問題なしだから様子を見ましょう」で済まさずに、全身状態、普段との違い、あらゆる可能性を疑ってかかった方が良いです。

本人からの訴えやサインを過信せずに、嫌な予感がしたら病院に連れて行くか救急車を呼びましょう。

救急車を呼んで何もなかった時も「心配になってしまいすみませんでした」で済みます。

万が一、重大な病変が生じていた時には、絶対に後悔しますので、救急車を遠慮しないというのが私の気持ちです。

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おたきやま

おたきやま理学療法士、WEBプロデューサー(サイト運営者)

投稿者プロフィール

福祉・介護分野を中心に活動中の理学療法士、WEBデザイナー。

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