統合失調症の基礎知識 介護・福祉のための精神医学

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統合失調症の基礎知識を解説。①定義 ②症状 ③治療 ④対応、介護・福祉のための精神医学。

身体面の疾患と合わせて、精神面の疾患への関心も徐々に高まってきています。以前は精神病としてひとくくりにされて距離を置かれていましたが、少しずつ各疾患に対する理解が得られ始めています。

当サイトでは、現代の精神科疾患として、統合失調症、気分障害(躁病と鬱病)、摂食障害、強迫性障害、境界型人格障害、アルコール依存症について紹介していきたいと思います。

このページは統合失調症のポイントをまとめたページです。

統合失調症(schizophrenia)の定義・語源

かつて、精神分裂病と言われていた疾患である。脳や神経回路、神経伝達物質の障害により精神が脆弱な状態(統合失調症になりやすい状態)で、過度のストレスが加わった時に発症する。語源は、schizo(裂く・分割させる)、phren(こころ)、ia(症状)で、心の統合が失われている状態で、陽性症状と、陰性症状として現れる。

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②統合失調症の症状の特徴

前駆症状として、抑うつ気分、倦怠感、易疲労感、不眠、思考力・記憶力の低下などが数日から数年現れた後、以下のような統合失調症特有の症状が現れる。

統合失調症の陽性症状

幻覚、妄想、させられ体験、思考の一貫性が失われている など。

統合失調症の陰性症状

自分の世界に閉じこもる、感情が乏しくなる、自発性が失われる、抽象的な表現が理解できにくくなる など。

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③統合失調症の治療

統合失調症の薬物療法

治療の中心となる。幻覚・妄想などの陽性症状には、脳内の神経伝達物質であるドーパミン拮抗薬(ハロペリドール、クロルプロマジンなど)の定型抗精神薬を使用する。陰性症状にはセロトニン・ドーパミン拮抗薬(リスペリドン、オランザピンなど)の非定型抗精神薬を使用する。

統合失調症の精神療法

個人精神療法、集団精神療法、家族療法などがある。精神療法のみでは治療するのは困難といわれている。苦悩に共感し、悩みや問題を解決するための援助として行う。

統合失調症の社会復帰療法

対人関係や自立生活の適応能力を高めるための生活技能訓練がある。

④統合失調症の対応のポイント

幻覚や妄想による発言もあるので、否定も同意もしないで受け止め、深く聞き出そうとしたり、論争になったりしないようにする。リハビリ時は、本人のペースを大切にして、「頑張りが足りない」などと急かしたりしないようにする。

実際のケースを検討するときは専門医に相談を

多くの精神科疾患では、関わり方により良い影響が出たり、悪い影響が出たりと難しい面があります。

ここで紹介したのは一般論ですが、同じ疾患でも原因や環境によって関わり方や支援姿勢は変わってきます。

統合失調症の理解を助ける本

精神医学についての書籍

精神科医療の現場で必要な臨床精神医学の知識が系統的に理解できるよう、図表を入れてわかりやすく解説されている。各専門職とのチーム医療への対応について解説されています。職場に一冊あるといいかもしれません。

厚生労働省特設サイト

統合失調症|疾患の詳細|専門的な情報|メンタルヘルス|厚生労働省

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おたきやま

おたきやま理学療法士、WEBプロデューサー(サイト運営者)

投稿者プロフィール

福祉・介護分野を中心に活動中の理学療法士、WEBデザイナー。

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