窒息発見時の緊急対応方法、食事が詰まったらどうする?

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窒息時の対応は?食事が詰まったら?指でかき出し、背部叩打法ハイムリッヒ法・吸引を。

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窒息とは

呼吸が阻害されることにより血中酸素濃度が低下し、二酸化炭素濃度が上昇して、脳などの組織に機能障害を起こした状態(日本気管食道科学会)

食べ物が完全につまり、その状態が3~6分続くと死亡や重篤な後遺症を残すことが多いと言われます。

80歳以上では不慮の事故の半数以上が窒息

日本での不慮の事故の中の1位は「窒息」です。80歳以上では不慮の事故の半数以上が窒息となっています。

お年寄りの食事は楽しいだけでなく、ある意味命がけです。

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窒息予防について

窒息予防は、「個人特性」「食べ物と環境」の側面から対応やケア方法を考える必要があります。

窒息予防の基本

  1. 嚥下咀嚼能力に応じた食品の選択と提供方法を考える事
  2. 咀嚼可能な場合は唾液とよく混和するような支援(咀嚼できない場合は適切な食形態)
  3. 一口量を適切にすること(かきこみ、押し込み防止)
  4. 唾液が粘ついている・口腔内の不衛生などをできるだけ取り除いてから食事にする
  5. 口の動きの低下などがあっても食事開始前に口や唾液腺を動かして食事に対する意識とコンディションを整える

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窒息発見時の緊急対応

窒息を発見したら・・・

①大声で応援を呼び ②救急用の器材を用意します ③遺物の除去

こちらが原則になります。

窒息時の観察

①閉塞状況 ②発生の有無 ③意識の有無 ④バイタルサイン ⑤遺物の確認

という流れで確認をします。

★ 異物の除去は、まだ反応がある状態の場合の対応になります

窒息時の遺物の除去方法

①指でかき出す ②背部叩打法 ③ハイムリッヒ法(腹部突き上げ法) ④吸引

背部叩打法とは 窒息時の遺物の除去方法

背部叩打法とは「つまったものを背中を叩いて吐き出させる方法」です。

窒息時の背部叩打法の方法・手順

  1. 座っている場合は、後ろ側から左手で対象者の胸または下顎を支え、前かがみにさせます。
  2. 倒れている場合には側臥位で寝かせて自分の足で支えます。
  3. 対象者を支えている手とは逆の手の付け根(手根部)で、対象者の肩甲骨と肩甲骨の間を、強く何度も素早く叩きます。

ハイムリッヒ法(腹部突き上げ法)とは 窒息時の遺物の除去方法

ハイムリッヒ法(腹部突き上げ法)とは「上腹部を圧迫してつまったものを吐き出させる方法」です。

窒息時のハイムリッヒ法(腹部突き上げ法)の方法・手順

  1. 患者の後ろに回り、ウエスト付近に手を回します。
  2. 一方の手で「へそ」の位置を確認します。
  3. もう一方の手で握りこぶしを作って、親指側を、患者の「へそ」の上方で、みぞおちより十分下方に当てます。
  4. 「へそ」を確認した手で握りこぶしを握り、すばやく手前上方に向かって圧迫するように突き上げます。

腹部突き上げ法を実施した場合は、腹部の内臓を傷める可能性があるため、救急隊にその旨を伝えるか、すみやかに医師の診察を受けさせてください。

 参考サイト 日本医師会 – 救急蘇生法サイト:気道異物除去の手順

窒息時の異物の除去の吸引の方法

いざという時は「吸引」という荒技を選択する場合もあります。

異物が見えそうなときや、家庭で機器が無い時には掃除機の専用ノズルで除去する方法もあります。(一般的には推奨はされていませんが、私の身近でも何例かはこれで命拾いした方がいました)

★ 反応が無い場合は心肺蘇生の手順(AEDの準備、心臓マッサージ

傷病者がぐったりして反応がなくなった場合は、心停止に対する心肺蘇生の手順を開始します。

救助者が一人の場合は119番通報を行い、AEDが近くにあることがわかっていれば、AEDを自分で取りに行ってから心肺蘇生を開始します。心肺蘇生を行っている途中で異物が見えた場合は、それを取り除きます。見えない場合にはやみくもに指を入れて探らないで下さい。異物を探すために胸骨圧迫を中断しないで下さい。

引用 日本医師会 – 救急蘇生法サイト:気道異物除去の手順

窒息は、忘れたころに訪れます

窒息について簡単に復習しました。

高齢者での不慮の事故の半数を占めると言うだけあって、高齢者に接する場面では誰しも遭遇する可能性があります。

いざ窒息している方を前にして、何もできないというのもあとで後悔が残るものです。

窒息で緊急対応を行っても、良い結果がでるとは限りません。しかし、無関心で知らずにいて何も対応できないよりも知っておいて救命対応できたら気持ちが違うかと思います。

 

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おたきやま

おたきやま理学療法士、WEBプロデューサー(サイト運営者)

投稿者プロフィール

福祉・介護分野を中心に活動中の理学療法士、WEBデザイナー。

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